1度は行きたいと常々思っていたお店の1つ。
松戸の
とみ田に行ってきました。
いやー、行ってみたかったんです。
1度食べログのオフ会で企画が持ち上がったものの、
予定が合わず行けませんでした。
食べログ友達の今年70歳のナムさんに遊びに誘われ、
とみ田→花見→夜飲みのコースで遊びましょうってことで行って来ました。
ナム夫婦に誘って頂ければ、
餡子隊長も「行きたくない」とは言えず、
非常に、ひじょーーーに有難い企画です。
家から電車を乗り継いで(って言っても乗り換えは1回ですが)、
出発から1時間15分かけて松戸に到着です。
そこからテクテク歩いてとみ田到着!

おお!確かにとみ田って書いてあるぜ!
間違いないぜ!

何があったのか知らないけど暖簾はボロボロだぜ!

そして・・・
並んでるぜ!!orz
11時22分の到着で35人待ちでした。
まあ、、、ホリエモンではありませんが想定の範囲内ですけどね。。。
でもやっぱり並ぶんですね。。。
「並ぶ場所は日陰だから寒いよ」とあちおさんに教えてもらっていたので、
厚着してきたのですが、それでもやっぱり寒いです。
途中からはこちらの椅子に座ることができるのですが、
座ると地面が近くなるので更に寒くなります。

カウンター10席の総入替制なので、
進むときは10人分がつっと進みます。
だいたい25~30分で10人進むペースでした。
→つまり35人待ちだったので1時間40分待ちました。
プーさんのハニーハントみたいなものですね。
「次の次のターンで入れる」というタイミングで、
全員が食券を買いに行くように言われます。

つけそば800円、特製つけそば950円、
中華そば700円、特製中華そば880円、といった感じです。
つけそばはデフォルトで300グラム、
中華そばはデフォルトで240グラム。
普通のお店の大盛りクラスの仕様ですね。
食券を買ったらすぐにお店の方に食券を渡し、
・量が多いこと
・濃厚であること
について「よろしいでしょうか?」と確認を受けます。
ここで、
「おいおい、濃厚だなんて聞いてねえぞ!」などとなることはあるのでしょうか。
つまり、この確認はどんな意味があるのかな、、、と。
でもまあ、これだけいろんなお客さんが来ると、
いろんなことがあるんでしょうね。
1時間10分でようやくお店の前まで来ました。
4人だけお店の目の前の席に座ることができ、
そちらは日向なだけでなく、電気ストーブが置いてあります。

電気ストーブが置いてあるのですが・・・
付いてません。orz
コンセント抜けてるし・・・。
よほど寒いしか使わないのかな。
並び始めてから1時間40分、
ようやく入店が許されました。
6人席のカウンターと、

4人席のカウンターがあります。

念願の入店ですから、
自然とテンションは高まりまくりです。
並んでいるときからずっと魚介のいい匂いがしてるのですが、
店内に入るとより一層香りが強くなります。
厨房は2名体制のようです。
とみ田の店員さんは皆さん丸坊主でした。
高校野球と同じルールなのかもしれません。

尊敬してやまない東池袋大勝軒の山岸氏からの有難いお言葉が飾ってあります。

さあ。。。とうとうつけそばの到着です。
やっと会えました。。。
胸にこみ上げるものがあります。
(泣いてはいません)

つけ汁。なんというか迫力があります。
(とみ田と知っているからだと思います)

見るからに濃厚。
そして香りが一段と強いです。

具はこんもりと盛られたネギ、
海苔、味玉、ナルトです。

味玉はひじょーーーーに味がしみ込んでおり、
つけ汁と相まってしまうとちょっとしょっぱいと思えるくらいでした。
でも半熟具合などは最高でした。
こちら、麺です。
麺側にチャーシューがセットされております。

見てください、このチャーシュー。
分厚いこと、大きいこと。
こんなのが3枚の入っているんですから。
わんぱく過ぎです。

ちなみにチャーシューは、脂部分は歳の私にはちょっとインパクトがあり過ぎており、
また、脂以外はちょっとぱさっとしており、
少し苦手なチャーシューですかね。。。
この1枚を3枚に薄切りにしたくらいだと私にはちょうどよかったです。
まあ、もともとチャーシューはあまり好んで食べないのですが、
せっかくだから特製にしようってことで、
3枚も乗ってきちゃったわけですが。
こちら、自家製麺。
これはこれは、すごい麺です。

力強さが半端ではありませんね。
池袋で食べた頑者の麺も太かったですが、
太さは頑者の方が太いですが、
迫力は断然とみ田の方が上です。
(麺の迫力ってのがそもそもよくわかりませんが)

コシが強いというか、
強すぎて「えいっ!」と噛まないと噛み切れないほどです。
麺自体の主張が強く、
麺だけでも美味しい麺。
これはなかなか他所では味わえないです。
濃厚スープにこのスーパー麺が絡みまくります。
一口食べて「うまっ!!!」と思います。
「さすが!!」「なるほど!!」一口で色々思います。

柚子のかすかな香りと、
ほんのすこーし甘めに仕上げられた汁が最高に美味しいです。
麺があれほど迫力あっても、
つけ汁も一歩も引かない構えです。
麺とつけ汁が見事ドラゴンボールでいうところのフュージョンしています。
なお、包み隠さず申しますと、
300グラムとは思えぬ麺のボリュームと、
だいぶ強めに味付けされた濃厚汁により、
途中からはちょっと飽きてきたような。。。
きたような、というか飽きちゃったかも。。。
でも、そんな自分を励ますのは、
1時間15分の旅と、1時間40分の行列待ちです。
その2つが「飽きたかな?」という思いを払拭してくれます。
「そんなわけない。はるばるやってきて、飽きるわけない」と。
ちなみに餡子隊長には、中華そばを頂いてもらいました。
「頂いてもらいました」とは、
つけそばも、中華そばもどちらも食べたかったので、
私とは違うメニューにしてもらったのです。
餡子隊長はラーメンには全く興味も執着もありませんので、
こういった時は非常に助かります。
ナム夫妻はどちらもラーメン好きなので、
ちょっとした小競り合いが起こっておりました。
(最終的にはうちと同じ構成になっていました)
こちらが特製中華そばです。

チャーシューはつけそばと同じですね。

具は全部つけそばと同じです。


スープはつけそばよりは濃厚ではありませんが、
ラーメン系としては十分すぎるほど濃厚です。

餡子隊長に少し食べさせてもらいましたが、
つけそばとの違いは、
・甘みがない
・多分柚子は入ってない
・つけそばより塩気が強い
こんなところでした。
4人が同意見でしたが、
とみ田はつけそばの方が美味しいだろうという話になりました。

なお、この夜私は、
・はるばるラーメン食べるのに1時間15分もかけることになった
・さらに寒い中日陰で1時間40分も待たされた
・最初は美味しかったが途中からはしょっぱ過ぎてきつかった
・そのため日中大量の水分を補給した
・結果、足がむくんだ
という流れで、念入りな足マッサージ指令が発令されました。
とみ田。いろいろ楽しかったです。
ここまでくると、一種のアトラクションみたいなものですね。
食べ終わってから、みんなで常盤平の桜並木でお花見散歩しました。

===
【オーダー】
特製つけそば 950円
【総合コメント】
言わずと知れた超、超超超有名店「とみ田」でございます。
行列ができるお店の特集ということで、
スマステーションが取材に来ていました。
私たちも軽く声をかけられましたが、
35歳と70歳の変なコンビだったので、
スルーされてしまいました。
(ウソです。実際は再訪で並んでいる人に対する取材だったのです)
インタビューされていた方の後ろにいたため、
オンエアでは映っているかもしれません。
こちらのお店は一種のアトラクションですね。
プーさんにハニーハントに並んでるつもりで楽しむしかないです。
いちいち魂を感じる気迫のお店です。
その気迫が他のお店と圧倒的な差を生んでいるんでしょうね。
(味というか集客で)
一点、これは地方出身の4人が声を揃えて言っていましたが、
コップの水が臭かったのには逆に驚きを感じました。
なぜあそこだけ、、、と。
また来て並ぶかわかりませんが、
とてもよい思い出になりました。
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総合評価(8):★★★★★★★★☆☆
味(8) :★★★★★★★★☆☆
サービス(8) :★★★★★★★★☆☆
CP(8) :★★★★★★★★☆☆

とみ田 (つけ麺 / 松戸駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
[ラーメン]
theme : ラーメン
genre : グルメ