なかはら@市ヶ谷
焼肉
「牛肉は上質なものを適量食べるのがよい」というポリシーの餡子隊長。
三ノ輪にある七輪にお連れした際に「焼肉はここしか行かない」と宣言されておられました。
しかしその後、七輪閉店の情報はお伝えしていたのですが、市ヶ谷にで名前を変えて再オープンしたことは秘密にしていました。が、何かの拍子についお伝えしてしまいました。
そうしたら、、、行くことになりました。「近くなってよかったと」満面の笑みでした。
さらに昔、
富士見台の牛蔵にも隊長をお連れしたのですが、牛蔵は「特段どうとも思わなかった」のだそうですが、七輪はかなりのヒットだったようです。
牛蔵と七輪は仕入先が同じと言っておりましたので、肉のカットの技術とタイミングで味に差が出るという事なのでしょうか。
市ヶ谷駅から四番街方面の坂を登った先に見える新築っぽいビルに「なかはら」は入っているようです。

ありました。最上階の9階です。前は建物の1階、2階でしたが、今度はエレベーターで昇らないといけません。

店内は赤と黒を基調とした感じで、七輪の時の昭和風情な感じは一切なくなってしまいました。
イメージ的には2000年くらいのITバブルっぽい雰囲気があるような、ないような。

餡子隊長は七輪時代のような和の感じが消えていることに少々がっかりしておりました。
なお、エレベーターを降りるといきなりお店がどーんと開けているので、そこもちょっと落ち着かない気がしました。
カウンター席もありますが、バーカウンターのように椅子の足が長いので、焼肉食べるとなるとどうなんだろう。

ボックス席がありまして、4人とかですとこのボックス席が一番寛げそうです。

窓際の丸テーブル席と、一番上の写真の大きな一枚テーブル席ですと、高級焼肉を食べるという意味では少々居心地がよろしくないかもしれません。
(1万円前後だと「高級焼肉」の部類には入らないのだろうか)
4名の場合はボックス席OR奥のテーブル席、5名以上であれば奥のテーブル席がおススメです。
(6名でもボックスの場合があるようでしたが、とても狭そうでした)
2人だとカウンター席か真ん中の一枚テーブル席になってしまいそうです。
コースは6,200~7,500円で、下限が400円アップしたようです。上限7,500円はそのままです。

肉の単品メニューは一部を除いて一律100円アップしたようです。

しかし前は税込表示でしたが、今は税抜表示で100円高くなっているので、実質8%+100円の値上げという感じになっています。
三ノ輪と市ヶ谷ですと坪単価がだいぶ違う気がしますし、今回は新築ビルっぽいので、値上げは致し方ないかもしれません。
その他のメニューは一番下に掲載しました。
エプロンは、、、七輪時代はなかったような。少なくとも全席に配備はされていなかったように思います。
お洒落なOLさんとかが三ノ輪時代より多いため、配慮が必要になったのかもしrません。

さて、七輪がセットされいよいよ焼肉が始まります。ちょっと店内が寒かったので餡子隊長は暖炉代わりにしていました。

そして七輪がセットされ、ダクトを下ろされると、、、向かいの人の顔が全く見えない欠点に気付いてしまいました。顔を見て話をするのに、顔をずらす必要があります。初デートでは、もしかすると止めておいた方がいいかもしれません。
(まあ、このくらいのことでダメになる初デートであるならば、どのみち上手くいかないという話もありますが)

頂いたものを紹介します。
■あらごし梅酒(700円)、エビス生ビール(700円)

ビールが、、、七輪時代は瓶ビールもあり、しかもキリンとアサヒから選べるという秀逸なスタイルだったのですが、なんと瓶ビール自体がなくなり、生ビールも一番苦手なエビスのみとなっていました。
ビールは圧倒的に瓶派であるため、少々落ち込みました。
■キムチ(550円)

肉は凄まじく美味しい七輪、、、あらためなかはらですが、キムチは平均的なお味です。
■ライス中(350円)

ライスをオーダーして戦闘準備OK。
朝の健康診断で体重がなかなかの数字をたたき出していたため、ライスは中にしました。
■タン塩(1,900円)

今回は幻の牛タンは止めておいて、ノーマルの牛タンをオーダーしてみました。
これが美味しいのなんの。柔らかい一方で歯ごたえもありつつ、味付けもパーフェクト過ぎるくらいパーフェクトで。
タンは薄いほうが好きな餡子隊長は「幻よりこっちの方が好き」ということでした。
たっぷり6切れありまして、かなりおススメです。
■サーロイン(3,600円)

七輪時代から一番美味しいんじゃないかと思っているサーロイン。これはとてつもなくおススメです。
「脂が甘く肉がとろける」というのは、よいお肉ではよくあると思うのですが、表現はできませんが肉の味が美味しすぎます。
ご飯にこうやって乗っけて食べると最後の晩餐候補になってしまいます。

オーダー後肉を切るという方式はたぶん七輪時代から変わっていないのだと思うのですが、オーダー後カット方式というだけでなく、カット自体も最高なのでしょうね。
■トモ三角(3,400円)

過去2回で食べたことのないお肉を、、、と思ってオーダーしてみました。
サーロインより厚く、食べ応えがありつつも、やっぱり口の中で溶けてしまいます。
何食べても美味しいじゃないか。
■カメノコウ(1,600円)

オイルタンクが満タンになってきたので、脂が少ないお肉にチェンジです。脂の多い順表がありますので、オイルタンクの状況に合わせて肉を選べます。
「脂が少ない」といっても、普通にスーパーで売っている牛肉よりはずっと脂が多いです。でも上質な脂であるため、くどく感じることはありません。
■赤身の切り落とし(1,100円)

赤身の切り落としは、結構現実的な牛肉でした。切り落としなので「切りたて」ではないからかもしれません。
これを食べることで、逆に「切りたて」の牛肉の凄まじさを思い知ることになります。
■牛タン汁 赤味噌仕立て(250円)

餡子隊長イチ押しの〆スープです。生姜も入っていたりして、隊長お気に入りの一品です。
上記で1人8,000円弱。しかしドリンクを1杯ずつしか飲まなかったので、普通にみんなでワイワイ飲んで、1人無類の肉好きや20代などのメンバーがいた際には、楽々1万円は超えてくると思います。
雰囲気はちょっとあれでしたが、肉は本当に美味しかったです。ここで牛肉食べると、他所の焼肉行けなくなりそう。
===
【オーダー】
上記の通り 1人 7,830円
なかはら(旧・七輪)の過去記事はこちらになります。
・2014年1月10日 おまかせくコース@七輪・2014年3月1日 アラカルト@七輪■サイドオーダーメニュー

■ドリンクメニュー
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総合評価(8) :★★★★★★★★☆☆
味(8) :★★★★★★★★☆☆
サービス(7) :★★★★★★★☆☆☆
CP(6) :★★★★★★☆☆☆☆
炭火焼肉なかはら (焼肉 / 市ケ谷駅、麹町駅、四ツ谷駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
[焼肉]
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