【閉店】まるで湖面に浮かぶお城のよう「慶楽」@有楽町
2018.12.14.14:36
慶楽@有楽町
中華
有楽町にある中華の慶楽。以前なんとなく休みの日に行ったら外国人の大行列に阻まれてしまったのですが、その慶楽が年内いっぱいで閉店してしまうと知り閉店ギリギリの12月中旬に訪問しました。
やっぱり並んでいました。金曜日12時30分の到着で10人待ち。
中並びも4人ほどあるので14人待ちということになります。もう閉店してしまいますし14人くらいなら待つことにします。
ビルの老朽化と飲食業界の環境変化で続けていくことができなくなったと。
道行く人がこの貼り紙を見て「え、終わってしまうのか」と声を上げていました。
行列に並んでいる初訪問客はわたしだけのように思えました。年配の方がたくさん並んでおられました。
慶楽は1950年創業。68年の歴史に幕を閉じることになったわけです。68年ってすごい。
14人待ちでしたが15分もかからず席に着けました。
1人で4人席に着くと相席となりますが、たまたま空いた席が2人がけだったので相席となりませんでした。
年配の女性店員さんが優しく「よかったね」と声をかけてくれたのが印象的でした。
席は2階以上もあるのですが、ランチタイムでは使っていないそうです。理由は人手不足とのことでした。
夜はコース料理なので2階以上が使えると。コースは準備ができるので。なので夜にコースでないと断ることもあるそうです。
店内には名店特有の高揚感に満ちています。このお店が今月で閉店してしまうなんて信じられません。
オススメのランチメニューということで8品が挙げられています。価格は1,030円~1,280円。
場所を考えるとリーズナブルな部類に入りそうです。
それから2,000円以上の自慢の一品が7品。
基本的には高級中華料理のお店です。
今はもう食べることはできませんが、メニューは全て一番下に掲載しました。
卓上には辛子、酢、胡椒、醤油、それから辛味調味料。
確実に自家製と思われる辛味調味料はかなり興味深いビジュアルです。
これはあとで使ってみよう、、、とこの時は思ったのですが、上湯炒飯のあまりの旨さに気が付いたら食べ終わっており使用は叶いませんでした。
紙ナプキンが昭和レトロ感じる折り方。
お店全体の雰囲気とも非常に合っています。
席についてから15分、並んでから30分で上湯炒飯と対面できました。
隣の人が大盛りにしていましたが、とんでもないスケールでした。危ない危ない、大盛りだったら絶対食べきれませんでした。
■上湯炒飯(1,030円)
たくさん名料理はあると思うのですが、有名なのはこの上湯炒飯のようです。
どのテーブルでも1つは頼んでいましたし、1人で来ているお客さんは99%の確率でこちらを食べていました。
湖面に浮かぶ城のようであります。湖面に沈んだ遺跡のようでもあります。なんと幻想的な光景でしょう。スープと炒飯が織りなすビジュアルとは思えません。
とにかく綺麗。蓮華で炒飯を崩すのが躊躇われます。
炒飯はほとんどがスープに漬かっていますが、全然崩れません。
ギュッと固められているか、あるいは水分量に秘密があるのか。
炒飯は海老が頂点に乗っていますがそれを除くと玉子炒飯という分類になりそうです。
わずか1センチだけ炒飯は顔を出しており、その上に海老が3尾乗っています。
スープは大変シンプルな味わいでありながら、深みがあります。あっさりしつつ深みと広がりがあるスープ。
そして塩胡椒はビシッと効いており、薄味ということでもないが全然濃すぎることもない絶妙な塩梅です。
蓮華で崩しながら崩すして雑炊のようなスタイルで頂くのですが、雑炊ほどご飯がトロトロになっていない点が面白いです。新しいです。古くからあるのですが。
炒飯単体でもかなり美味しいもので、ご飯の粒が固めに仕上げられています。
最初崩すまでは少々躊躇いがありましたが、食べ始めると蓮華が止まらず一瞬で食べ終わってしまいました。
気付くとスープまで含めて完食していました。あまりに美味しい。
一世風靡セピア、いや一斉を風靡し続ける味というのはこういうものか。
創業当時からこの炒飯があったか否かはわかりませんが、昭和時代からスプリットフィンガーファストボールのような球を投げ続けていたとんでもないお店でした。
13時15分、お店を出てもやはり行列は続いていました。
12月28日の最終日はとんでもないことになったことでしょう。
===
【オーダー】
上湯炒飯 1,030円
■グランドメニュー①
■グランドメニュー②
■グランドメニュー③
↓ほとんどされませんが、クリックしてくれたら嬉しいです。
総合評価(8) :★★★★★★★★☆☆
味(8) :★★★★★★★★☆☆
サービス(7) :★★★★★★★☆☆☆
CP(8) :★★★★★★★★☆☆
[中華]
中華
有楽町にある中華の慶楽。以前なんとなく休みの日に行ったら外国人の大行列に阻まれてしまったのですが、その慶楽が年内いっぱいで閉店してしまうと知り閉店ギリギリの12月中旬に訪問しました。
やっぱり並んでいました。金曜日12時30分の到着で10人待ち。
中並びも4人ほどあるので14人待ちということになります。もう閉店してしまいますし14人くらいなら待つことにします。
ビルの老朽化と飲食業界の環境変化で続けていくことができなくなったと。
道行く人がこの貼り紙を見て「え、終わってしまうのか」と声を上げていました。
行列に並んでいる初訪問客はわたしだけのように思えました。年配の方がたくさん並んでおられました。
慶楽は1950年創業。68年の歴史に幕を閉じることになったわけです。68年ってすごい。
14人待ちでしたが15分もかからず席に着けました。
1人で4人席に着くと相席となりますが、たまたま空いた席が2人がけだったので相席となりませんでした。
年配の女性店員さんが優しく「よかったね」と声をかけてくれたのが印象的でした。
席は2階以上もあるのですが、ランチタイムでは使っていないそうです。理由は人手不足とのことでした。
夜はコース料理なので2階以上が使えると。コースは準備ができるので。なので夜にコースでないと断ることもあるそうです。
店内には名店特有の高揚感に満ちています。このお店が今月で閉店してしまうなんて信じられません。
オススメのランチメニューということで8品が挙げられています。価格は1,030円~1,280円。
場所を考えるとリーズナブルな部類に入りそうです。
それから2,000円以上の自慢の一品が7品。
基本的には高級中華料理のお店です。
今はもう食べることはできませんが、メニューは全て一番下に掲載しました。
卓上には辛子、酢、胡椒、醤油、それから辛味調味料。
確実に自家製と思われる辛味調味料はかなり興味深いビジュアルです。
これはあとで使ってみよう、、、とこの時は思ったのですが、上湯炒飯のあまりの旨さに気が付いたら食べ終わっており使用は叶いませんでした。
紙ナプキンが昭和レトロ感じる折り方。
お店全体の雰囲気とも非常に合っています。
席についてから15分、並んでから30分で上湯炒飯と対面できました。
隣の人が大盛りにしていましたが、とんでもないスケールでした。危ない危ない、大盛りだったら絶対食べきれませんでした。
■上湯炒飯(1,030円)
たくさん名料理はあると思うのですが、有名なのはこの上湯炒飯のようです。
どのテーブルでも1つは頼んでいましたし、1人で来ているお客さんは99%の確率でこちらを食べていました。
湖面に浮かぶ城のようであります。湖面に沈んだ遺跡のようでもあります。なんと幻想的な光景でしょう。スープと炒飯が織りなすビジュアルとは思えません。
とにかく綺麗。蓮華で炒飯を崩すのが躊躇われます。
炒飯はほとんどがスープに漬かっていますが、全然崩れません。
ギュッと固められているか、あるいは水分量に秘密があるのか。
炒飯は海老が頂点に乗っていますがそれを除くと玉子炒飯という分類になりそうです。
わずか1センチだけ炒飯は顔を出しており、その上に海老が3尾乗っています。
スープは大変シンプルな味わいでありながら、深みがあります。あっさりしつつ深みと広がりがあるスープ。
そして塩胡椒はビシッと効いており、薄味ということでもないが全然濃すぎることもない絶妙な塩梅です。
蓮華で崩しながら崩すして雑炊のようなスタイルで頂くのですが、雑炊ほどご飯がトロトロになっていない点が面白いです。新しいです。古くからあるのですが。
炒飯単体でもかなり美味しいもので、ご飯の粒が固めに仕上げられています。
最初崩すまでは少々躊躇いがありましたが、食べ始めると蓮華が止まらず一瞬で食べ終わってしまいました。
気付くとスープまで含めて完食していました。あまりに美味しい。
一世風靡セピア、いや一斉を風靡し続ける味というのはこういうものか。
創業当時からこの炒飯があったか否かはわかりませんが、昭和時代からスプリットフィンガーファストボールのような球を投げ続けていたとんでもないお店でした。
13時15分、お店を出てもやはり行列は続いていました。
12月28日の最終日はとんでもないことになったことでしょう。
===
【オーダー】
上湯炒飯 1,030円
■グランドメニュー①
■グランドメニュー②
■グランドメニュー③
↓ほとんどされませんが、クリックしてくれたら嬉しいです。
総合評価(8) :★★★★★★★★☆☆
味(8) :★★★★★★★★☆☆
サービス(7) :★★★★★★★☆☆☆
CP(8) :★★★★★★★★☆☆
慶楽 (広東料理 / 日比谷駅、有楽町駅、銀座駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
[中華]
theme : こんな店に行ってきました
genre : グルメ
tag : 中華