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鉄板焼き 大木屋(日暮里)

2010.03.06.22:36

1ヶ月以上の前のことです。
うちの社長が「すごい店見つけた。行くしかない」ってことで教えてもらったお店です。
なんでも、日暮里にある「大木屋」というお店らしいのですが。。。

そこで早速予約の電話をしてみることにしました。
なんでも、随分先まで予約が埋まっていることがほとんどみたいなので、
直近の土曜日で予約できる日を訪ねることにしました。

電話には、江戸っ子っぽい男性が出ました。
上記の旨を伝えると、およそ1ヶ月先の「3月6日の16時~か、20時15分~だね」
という回答でした。

うーむ。噂は本当でしたか。
恐れ入りました。

16時~ってのはいくらなんでも早すぎるので、
20時15分~でお願いしたい旨を伝えました。

以下、再現です。

店主:「ところでこれまでご来店されたことはある?」
菊池:「ないです」
店主:「あーー、うち、一見さんお断りしてるんだよねぇ。。。」
菊池:「ぇ?」
店主:「一見さんって来なかったり、遅れてきたり、人数減ったりって色々面倒でねえ」
菊池:「絶対約束守りますから、なんとか予約させてもらえませんか?」
店主:「絶対守れる?」
菊池:「はい!絶対守ります!」
店主:「(優しい声で)わかりました。では3月6日是非お待ちしております」

一歩間違えると、ややむかつきかねない応対ですが、
不思議と店主から伝わる雰囲気に温かいものがあり、
全く嫌な思いをしませんでした。

これが東京の江戸っ子の魅力というやつでしょうか。。。

その後の説明で、
・時間には遅れないこと
・4人以下で来ないこと
を申し伝えられます。

なんでも、コースは決まっており、来た人数で出されたものを平らげるスタイルのようです。
なかなか面白いお店ですね。


そして昨日、行ってきました。
メンバーには、絶対に待ち合わせに遅れないことをきつく伝えておきました。
待ち合わせに遅れた場合は、
・下半身丸出し&掃除機による吸い込みの刑
という厳しい刑も設定しました。

遅刻常習犯の正木氏は「下半身を鍛えておく」と意気込んでしまいました。
逆に悦ばれても困るので、改めて釘を刺しておきました。


口を酸っぱくして時間厳守を呼び掛けた甲斐あり、
20時5分には全員お店の前に集合することができました。

P3060005_20100307182930.jpg

って、おい。場所って本当にここ?
お店の看板ないんだけど。
っていうか、普通の家に見えるんだけど。

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うーむ。。。
店のように見えなくもないか。。。


そこで近付いてみると、、、

P3060006_20100307182929.jpg

すげぇ小さいシールが2つ。
「もんじゃ 大木屋」
「予約制」
・・・。
一応書いてありますね。。。
いちいち変わった店だなあ。


ガラガラっと戸を開けると、中ではお店の方が鉄板を念入りに掃除していました。
「8時15分まですみませんが外でお待ち下さい」
とのこと。

なるほど。客側に時間を厳しくいう代わりに、
お店側もしっかり時間を守って運営しているようです。


8時5分の時点では、我々6人が待っているだけでしたが、
8時13分くらいになったら、あれよあれよと他のお客さんグループが集結しました。

恐るべき統制です。


8時15分ちょうど。
予告通りお店に入れてもらえました。

店内は座敷の席と、テーブル席の2種類×2がそれぞれあります。
こちらが座敷で、、、

P3060007_20100307182928.jpg


こちらがテーブル席です。

P3060008_20100307182928.jpg


席に着くと、1ケ月前に電話で応対頂いた江戸っ子の方と思われる、
初老の格好いい男性が大きなゴミ袋を持って来てくれます。
匂いのつきたくないものを、その袋に入れるように、とのことです。

みんなで服やカバンをゴミ袋に入れました。

P3060009_20100307182927.jpg


お店は8時15分と共に、ご覧のような状態で満席です。
どのグループでも遅刻者はいませんでした。
こいつはすごい!

P3060013.jpg


お店を見渡すと、、、恐ろしいほどにまで汚れたカーテン。

P3060014.jpg

小学校のカーテンなんてかわいいもんです。
これに比べたら、小学校のカーテンなんて、くるまって眠りたいと思えるレベルです。


煤けた壁。。。

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貼り紙類は、もともと何色だったのかすらわかりません。
年季を感じますねえ。

ただ、トイレは綺麗なんですよ。
抑えるところはしっかり抑えてあります。
やはり人気店は違いますね。


小さく「2時間以内でお願いします」と書いてあります。

P3060020.jpg

一連のやり取りから、背筋が伸びる思いが致します。
こりゃあ2時間カッキリに切り上げないと、永久に出入り禁止になるだろうな、と。


コースの値段が高いところに貼ってあります。

P3060016.jpg


まずはみんなでビールで乾杯です。
なお、こちらのお店では、経費削減のため、飲み物はセルフサービスでお客さんが自分で取に行かないといけません。
ちなみに、経費削減のためか、蛍光灯のカバーは外され、2本入る蛍光灯の1本は外されています。
コスト意識の高いお店のようです。

P3060010_20100307183222.jpg

久しぶりに瓶ビールを飲みますね。
しかも大瓶です。
こちらの大瓶で600円ですから、まあまあじゃないでしょうかね。


さて、コース料理1品目は鰹のタタキです。
これは鉄板料理ではありませんが、お皿に乗せられ鉄板の中央に置かれます。

P3060012.jpg

取り皿などはありません。
みんなで直接お皿をつついて食べます。

シソドレッシングでしょうか。
さっぱりと頂けます。
普通に美味しいです。

でもなんで鰹のタタキなんでしょうね。
ちょっと旬な季節としては早過ぎますし・・・。

ちなみに、玉葱がちょっと辛いです。
ただ、玉葱まで全部食べきらないと、次のお皿が出てきてくれません。
みんなで頑張って食べました。

みんなで頑張るので、一体感が出ますね。
そういう演出かな?


2品目。ここでもう真打登場です。
そう。ステーキですね!

じゃじゃーん。

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デーーーン。
ニンニクをお供に登場です。

P3060028_20100307183438.jpg


デデデーーーーーン。
塩胡椒でお化粧しております。

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この色合いからすると、オージービーフでしょうね。
(確認しましたら、exactlyだそうです。)

P3060024_20100307183437.jpg


横から見ても、この分厚さ。
まさに肉の塊という感じです。
ライオンがいたら大興奮でしょう。

P3060030.jpg

これは焼けるまで相当時間がかかりそうですねえ。
だからといって、「焼けるまで時間あるので枝豆下さい!」なんてことも出来ません。」

じっと肉が焼けるのを待つしかありません。
ただ、普通に待たされるよりも、目の前に肉が焼けているのを見ながら待つ方が、苦痛ではないですね。
今か今かと肉が焼けるのを待ちます。


大迫力の肉を前に、3名ほどでカメラでパシャパシャやっておりましたら、
店主がタバコの空き箱を持って来てくれました。
大きさを比較して撮影しなさい、という意味ですね。
面白い方ですね。

というわけで、遠慮なくタバコの箱と比較させて頂きました。

P3060033.jpg

やはりでかいです。

P3060036.jpg

いいですねえ。
早く食べたくて仕方ないですねえ。
目の前でジュージュー焼いているんですが、お預け状態で待ちます。


なお、肉を焼きながら、その横でニンニクを炒め続けるように、という指示があります。
ニンニクは焦げてしまいますからね。
社長自ら、勝手出ての対応です。

P3060039.jpg

なかなかの手捌きです。


隣で奥さんがVサインです。

P3060038.jpg


おっと!焼けましたよ!ひっくり返します!(お店の方がやってくれます)
ひっくり返したらすぐに、バターを2つ投入します。
もうカロリーがどうのなんて言ってられませんね!

P3060045.jpg


そしてすかさず、バターの上に先ほどまで炒めていたニンニクを乗せます!

P3060048.jpg

これにて出来上がり!!
片面が焼けてからは非常に素早い仕上がりとなっております。

焼きあがったのち、お店の方がカッティングして下さるのですが、
その時の映像を動画でおさめてまいりましたので、
暇な方&音が出ても大丈夫な方は動画をクリックして下さい。




はい、というわけで、お店の方に綺麗にカットして頂きまして、
食べられる状態になりました!

P3060050.jpg


いい感じレアです。
美味しそう!

P3060052.jpg

食べてみますと、、、当たり前のように美味しいです。
柔らかいですし、ニンニクの風味がうつっており最高ですね。
かなりの時間「おあずけ」状態でしたので、ますます美味しさが増長されている気がします。

カットはされているものの、1切れ1切れ実にボリュームがあります。
1人3~4カットですが、食べ応えがありますね。


みるみるお肉はなくなり、、、

P3060053.jpg


そして誰もいなくなった By アガサクリスティー

P3060054.jpg

いやー、美味しかった。
まさか2品目にもうステーキが出てくるとは。

僕は美味しいものは先に食べちゃう派ですので、この構成はぴったりです。


お肉を食べ終わると、鉄板を綺麗にしておくように指示があります。
一生懸命みんなで力を合わせて鉄板を綺麗にします。

そして3品目の登場です。

P3060055.jpg

プリっプリのお尻、じゃなかった、牡蠣です。
牡蠣がネギしょってやってきました。

3品目は牡蠣ソテーでございますか。
予想もつかない組み合わせですね。


ここでもやはり、鉄板にバターをひきます。
鉄板とバター。切っても切れない関係ですね。

P3060057.jpg


そこに一気に牡蠣とネギを投入です。
ジュワーっといい音が響き渡ります。
着信音にしたいです。

P3060061.jpg


次に、牡蠣を重ねないで広げるよう指示があります。
そして、牡蠣をいじらずに、そっと待ちます。。。

P3060065.jpg


待っているだけでは暇なので、牡蠣のどあっぷ写真を撮ってみました。
見事なプリプリさ加減が出ています。
非の打ちどころがありませんね。

P3060068.jpg


ほどなくして、店員さんから「ひっくり返して下さい」と言われますので、
みんなでいそいそとひっくり返し作業を行います。

P3060073.jpg

おお!牡蠣が餃子に見えるぞ!


牡蠣とネギをよーく混ぜます。
かなり美味しそうな絵でございます。

P3060083.jpg


そして食べます。
それにしても大きな牡蠣ですね。
熱を加えても、あまり縮まないのが不思議です。

P3060086.jpg

牡蠣。。。深い味わいですね。
栄養がつまっている感じですね。さすが海のミルクです。
牡蠣の深い味と、ネギの甘味がなんともいえません。

1人3~4粒楽しめます。
この時点でちょっとお腹いっぱいになってきます。
(時間も経ってますしね)


ふと油断していたら、目の前に4品目が!
なんじゃこりゃ!

・・・。
どでかいメンチカツだそうです。
茶色の動物が丸まっているのかと思いました。

P3060087.jpg


するとなんと、お店の方がメンチカツ用のキャベツ布団を作り始めました。

P3060089.jpg


布団にくるまれて、満足げなメンチカツさんです。
次の瞬間、どうされるかも知らないで。。。

P3060092.jpg


社長自ら裁断式です。
裁断式の模様を、またしても動画におさめて参りましたので、
暇&音出してもOKな方はお楽しみください。



さて、見事裁断されたことですし、みんなでメンチカツを食べます。

うーむ。素晴らしい断面です。
肉汁がじゅわーっと出てきますね。

P3060094.jpg

肉汁、脂ともにたっぷりではあるのですが、
キャベツと一緒に食べると、あら不思議。パクパク食べられちゃいます。

もともとメンチカツは大好きなのですが、このメンチカツは特に美味しいです。
吉祥寺で行列を作っているメンチカツよりずっと美味しいと思いました。

大きなメンチカツも、あっという間に食べちゃいました。


さて、ラスト5品目は、もんじゃやきです。
オールスター級の継投ですね。
シリーズ中はなかなか見れない継投だと思います。

ちなみにこちらのもんじゃやき。
これで3人前だそうです。

P3060074.jpg


力いっぱいかき混ぜて混ぜ混ぜする必要があるのですが、
その作業は高橋氏にお願いしましょう。

P3060084.jpg


力を込めて、かき混ぜまくります。
珍しいですね。もんじゃ焼きなのにソバが入っていますよ。
もはや、どんな珍しいことがあっても、大して驚かないでしょうけどね。

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混ぜ終わりました。
高橋さん、ありがとうございました。

P3060097.jpg


これを、半分の量だけ鉄板に乗せます。
全部だと鉄板に乗りきらないですからね。言われなくても半分しか乗せられませんね。

P3060100.jpg

土手を作らずに作るもんじゃやきです。
江戸っ子の白土'社長によると、
・浅草は土手作らない
・月島は土手作る
という習わしがあるようです。

コテによる具の裁断作業も特に必要ないとのこと。
浅草型もんじゃは楽でいいですね!


ほどなくして焼けますので、やけに大きなコテで食べます。
なお、月島もんじゃのように、それほど薄く伸ばす感じではないので、
意外とどろどろした感じのまま食べます。

P3060109.jpg

味は、、、もんじゃですね。
ボリューム満点のもんじゃ焼きです。
ビールと合います。ビールが進んじゃいますね。


これをもう1度繰り返します。

P3060112.jpg


かなりお腹いっぱいです。
ゆっくり、しかも大量に食べるので、そりゃあお腹いっぱいになるわけです。
でも、もんじゃ焼きを食べる手は不思議と止まりません。

P3060110.jpg

残しちゃったりしたら、、、いや、そもそもそんなことが許されるわけないので、
全員が脱落したら、、、と心配しましたが、大丈夫でした。
美味しかったので、余裕で食べられました。


以上で5品の全コースは終了です。

最後に空き瓶、缶を数えてお会計です。

P3060113.jpg


かなりの満足度です。
食事というよりも、アトラクションで遊んだ感覚です。

このお店が人気なのは、味だけでは決してないですね。

また絶対来ようと思いました。


==================================================
【オーダー】
上記の通り 1人4000円程度


【総合コメント】
知る人ぞ知る名店「大木屋」です。

次はどうなるんだろう、、、ドキドキ、、、といったディズニーランド的な楽しさがあります。

また、嫌な意味ではなく、色々決まりごとがあるようで、
「何をしてはいけないんだろう」「何はしてよいんだろう」
とドキドキします。

このドキドキを利用して合コンしたら、
恋のドキドキとお店のドキドキを混同して、カップル続出!なんてなるかもしれませんね。
(高速道路を一緒に走ると良い的なあれですね)

どのテーブルもみんな楽しそうでした。
数多くの共同作業を行うので、仲良くなる効果もありそうですね。

別れかけのカップル、最近会話のなくなった夫婦などで来てもいいかもしれません。

ここは鉄板を舞台にしたエンターテイメント劇場だと思いました。
美味しいというのもありますが、それ以上に楽しいお店でした。



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総合評価(9):★★★★★★★★★☆

味(8)     :★★★★★★★★☆☆
サービス(9)  :★★★★★★★★★☆
CP(9)     :★★★★★★★★★☆




大木屋 (もんじゃ焼き / 日暮里、千駄木、西日暮里)
★★★★ 4.5



[鉄板焼き]

theme : こんな店に行ってきました
genre : グルメ

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